平均年齢

ここにも何回か登場したであろう、入社2年目のほぼ新人君が5月半ばで、会社を辞める事になった。

それを聞いた時に、

「もしかして、私が口うるさかったから？」

と、脳裏を過ぎった。

そう、思ったのは社内で私だけじゃなかったんだけどさ。

マー君にもそう話をすると、

「なーん、そっげーんふみちゃん怖くなかばい。叱ってる時」

とフォローしてもらった（涙）

彼は辞めて、まず自分にあった仕事を、コンサルタントの人に探してもらうんだそうです。

入社して1年ちょっと。

「この仕事が自分にあっているのか、そうじゃないのかなんて、まだ判らないんじゃないのかなー？」

なんて話をしていた。

マー君情報によると、4月より大きなプロジェクトの1員として参加したのはいいが、コピーとりだ、資料の整理だ、そんなのばっかりで、さらに、入社5年目のバシ君も自分と同じ仕事しか与えられていない事で、自分の将来が不安になったんだとか。

バシ君は3月まで3年間、他の会社に出向していた。
プログラムを組む仕事ではなくデータ処理の仕事で。
だから、ここ3ヶ月はリハビリ期間だったのだ。
彼はそれを知っているのかな？

なにより、自分は努力しないで、自然と大きな仕事、コピーとりや資料整理が仕事じゃないとはいわないけど、自分のやりたかったプログラムを組むという仕事が出来るわけないのだ。
うーん。
確かに彼の考え方は甘いところがあった。

辞めると言う人間を引き止める事はしないけど、この先彼がちゃんと外でやっていけるのかどうか、ちょっと不安になった。

そして、彼が辞めてしまうことで、我社の平均年齢は30歳代になってしまった。

うちらの業界で、これっていいのかしら？